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2008-04-10

愛すべきはSolaris。

先日購入したファンレスPCへSolarisをインストールするのに、未だに手こずっている。Open Solarisのインストールにはいったん成功したのだが、NICが認識されないという問題が引き続き発生しているのだ。搭載されているチップはRealtek社のRTL8111Cというものだが、CentOSでもデフォルトではドライバが含まれていないぐらいなのでまだ新しすぎるということだろう。購入前には想像だにしない意外な落とし穴であった。。。orz

Open Solarisは確かに起動したのだが、少し思うところがありSolaris 10に戻してパッチを当ててみることにした。するとどうだろうか。カーネルが起動せずにリセットしていた問題が見事に解消したではないか!同じカーネルを使うSolaris 10インストーラやFailsafeモードでは正常に起動していたので、おそらく64bitカーネルまわりで何か問題があったのだろう。(インストーラやFailsafeはいずれも32bitカーネルで動作する。)

今はganiドライバのバージョン2.4.4を試しているが、HCL(ハードウェア・コンパチビリティ・リスト)によるとRTL8110Sはバージョン0.8.1.0のganiドライバで動作したらしいので、2.4.4ではなくてこっちのバージョンを試すべきだった。(でも今日は眠いから試すのは明日にしよう。)

NICの増設も考えたが、残念ながらHFX Microは拡張スロットがついているものの、物理的な形状の制限によりカードの増設は不可である。これには参った。。。そこまでSolarisでなければイケナイのか?!と思われるかも知れないが、今回のマシンではzoneを使いたいと思っている。複数のOSインスタンスが欲しいならXenで良いじゃないかと言われればそれまでだが、やはりリソースを効率的に使用するならカーネルのインスタンスが一つで済むSolaris zoneが望ましい。

Planexからギガビット USB LANアダプタGU-1000Tというナイスな製品が発売されているが、これはSolarisでも動くのだろうか。とりあえず、MacBook Airユーザには「有線LANが使えるようになった!」ととても好評のようだが、Airのコンセプト的に「そこは喜んではいけないところだろ」と思う。。。GU-100THCLには載ってないようなので、購入するならもう少しリサーチをしてからにしようと思う。

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