先日Ubuntu 8.04 LTS Desktop Editionがリリースされた。人気急上昇中のUbuntuが満を持して出した新バージョンである。
せんとくん・・・もといCentOSはあまり肌に合わなかったこともあり、思い切ってVAIO-ZのOSをUbuntu 8.04 LTSに入れ替えることにした。DesktopとServerのどちらにしようか一瞬迷いが生じたが、ノートパソコンにヘッドレスのServer版はちょっと男らしすぎるので素直にDesktop版をインストールした。(Server版はGUIそのものがインストールされない。)
インストールはCDを使う。DVDではなく。
他のディストリビューションにもCD版はあるが、容量が大きいので一枚のCDには収まりきらない。そうすると必然的にCDが何枚にもなるのだが、インストール時に何度も入れ替える羽目になるので最悪だ。
UbuntuはなんとインストールCDが一枚である。これは凄い。余計なものを省いた結果である。オトコもOSもスリムが信条、こうでなくてはならぬ。
インストールはシンプルそのものである。最初に必要な設定をちょちょいとやって、あとはインストーラーが全てやってくれる。容量も少ないのでインストールは古いノートPCなのに1時間もかからない。
早速起動してログインする。どうでも良いかも知れないが、背景画像がちょっとカッコイイ。オトコもOSも、大事なのは中身というけれども、見た目も結構大事だったりする。
まずはおもむろにブラウザを立ち上げる。すると・・・
なんと、起ち上がってきたのはFireFox 3 beta 5!!
グッと来たっ!ヤバイっ!!ヤバすぎる!!!
まだβ版の段階であるとはいえ、FireFox 3の完成度は高い。それがデフォルトになっているあたりはセンスの良さが感じられる。CentOSなんて未だに1.5がデフォルトなのにである。バージョン番号がなんと2倍!凄いですよっ、奥さん!(意味不明)
そしてさらにOpenOffice.orgを起動する。
うおーっ、キターッ。バージョン2.4!!
それにしてもOOo2.4は非常に動作が軽快である。Windows版OOoやNeoOfficeと比べて。これはおそらくOOoがGNOMEを前提に作られているからであろう。Windowsや他のプラットフォームには最適化されておらず、オーバーヘッドがあるため性能が出ないと推測する。Linuxで使うと快適そのものである。
というわけで、ファーストインプレッションとしてはUbuntu 8.04 LTSはどうやら俺と相性がいいようである。いずれKubuntuにKDE4.0が組み込まれた暁にはぜひ試してみたいと思うが、当分はUbuntuに落ち着くだろう。
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