ちょっと硬派なコンピュータフリークのBlogです。

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2011-02-22

ついカッとなってQuine生成ツールをこしらえた

心のこもったメッセージを伝えたい。そんなとき、少し趣向をこらしてみようと思うのが人情というものだろう。ギークらしさを演出しつつ、ちょっと凝ったメッセージ。ならQuine(クワイン)がいいんじゃね!?と思い立って急遽ツールを作成した。作成方法などはRubyでうどんげQuine(とAA型Quineの作り方講座)を参照させて頂いたので特にロジックを考える必要はなかったのだが、せっかくなのでQuineの生成を自動化すると面白いかなと思ったのであった。

ダウンロードはこちらから。

Quine Tools @ GitHub(仮)

2011-02-17

Nokia Plan Bが開始後36時間で早々に断念

昨日のエントリで紹介したNokia Plan Bだが、開始後36時間にして早々に計画を断念してしまったようだ。いくらなんでも早すぎだろ!という気がしなくもないが、断念した理由がNokia Plan BのエントリCalling It Quitsで述べられている。

以下、翻訳。

2011-02-16

9人の若い株主によるNokia革命計画 〜Nokia Plan B〜

9人の若いNokiaの株主と名乗る人たちが、Nokia Plan Bなるサイトを立ち上げ、今回のWindows Phone採用へ大きく舵を採った経営方針に対して、反対の意を表明している。株主にとっては、今回の経営判断によって株価が大きく下落したのであり、対策を求めるのは当然のことだ。ただ、Nokia Plan Bでは具体的な施策として、現CEOのElap氏をふくむ複数の経営陣の退任まで言及しており、内容が少々過激なものになっているのが興味深い。そして、「我々を取締役会の過半数にして下さい。改善してみせます!」と訴えているのだ。

2011-02-15

今私がSandy Bridgeを買わない理由

Sandy BridgeとはNehalemに続くインテルの新しいアーキテクチャの名称である。方々でも報じられているように、Sandy BridgeアーキテクチャCPUの性能は素晴らしいようだ。(例1例2)素晴らしい性能を見て購入を検討している方も、すでに購入してしまった方も大勢いらっしゃるだろう。だが、それでも筆者は絶対にSandy Bridge CPUを買うことはないだろう。なぜならば、Sandy Bridgeには我々の自由を脅かす2つの恐るべき機能が組み込まれているからだ!

2011-02-12

Nokia、Windows Phone採用の衝撃

Nokiaの一ファンとして、あえて言わせてもらおう。今回の決定は最悪であると。

2011-02-04

楽しいショッピングで幸せなひとときを!

今ならリチャード・ストールマンの著書が2冊で36ドル!安いよ安いよ、お買い得ですよ、奥さん!

というメールが昨年の暮れにFSFから届いたのだが、著書のタイトルが「Free as in Freedom (2.0)」と「Free Software, Free Society(第二版)」とあっては購入しないわけにはいかぬというものである。だが、財団のショップで購入すると海外からの直送になるので多少輸送費が高くつくのがたまにきずだ。となれば本だけ買うのはもったいないので他にも色々とグッズを購入しよう!という考えに至るのはごく自然なことである。財団のショップにはフリーソフトウェアのファンであれば欲しくなる楽しいグッズがたくさん並んでいるのだ!

先日、それが届いたのでレポートしようと思う。

2011-02-03

KateでスマートにSQLを編集しよう!

このところ、KDEの進化が著しい。先月の終わり頃にKDE 4.6がリリースされたのだが、前回のバージョン4.5は去年の8月だったので、5ヶ月ちょっとでのバージョンアップとなる。KDEは4.5でかなり品質が向上したように思うのだが、4.6では心踊る新機能が目白押しだ。その中で、特に筆者の目を引いた新機能がひとつある。それは、KateSQL(Kate用SQLクライアントプラグイン)だ。

Kateとは?

ひとことで言うとかなりイケてるエディタである。Qtを使って書かれており、KDEに標準的に含まれている。EmacsやVimのように、ゴリゴリにカスタマイズしまくって使うことを前提にした本格的なエディタとは少し毛色は異なるが、種々のプログラム言語やマークアップ言語をサポート(シンタックスハイライトやオートインデントなど)していたり、Zen-Codingに似た入力モードを搭載するなど、かなり気の利いたエディタなのである。筆者もブログやちょっとしたスクリプトを書くときに用いることが多い。

今でも十分気の利いてるKateが、もっと気が利く「KateSQL」なるプラグインを搭載したと聞いては、いてもたっても居られないのが人情というものだろう。試したい!!試すしかない!!試さずには居られない!!

2011-02-02

CompizとGlx-Dockを極める!LinuxデスクトップをOSX風にカスタマイズしよう。

Compizというソフトウェアをご存知だろうか。PC UNIX向けの3Dデスクトップマネージャであり、筆者は愛用している。「日本男児たるもの、GUIなどに頼ってはいかん!だから3Dなデスクトップなど邪道!」という声が一部から聞こえて来そうな気がするが、Webブラウザを常用するようになった今、その指摘は的を射ていないように思う。ならばGUIの使い勝手を改善して作業効率を高めようではないか!と思ったとき、Linuxで真っ先に行き着く先はCompizだろう。

Compizはそれほど新しいソフトウェアではなく、解説しているサイトはあるが、情報が少し古かったり、あまり詳細な解説がなされていなかったりするように思う。そこで、今日はCompizのカスタマイズ方法について解説しよう。実は、筆者はカスタマイズすることによってMac OS X風の使い勝手、すなわちExpose(&Spaces)風の動作にしている。なぜかって?ExposeのUIは優れているからだ。「じゃあ素直にMac使えよ」というツッコミが来そうだが、何を隠そう筆者はMacユーザーでもある。だが、Linuxのほうが動作が軽くて快適なので、もはや常用するのはLinuxばかりなのである。

MacのGUIは優れている。だが、Linuxでも同じようなことが出来る。それが今日のテーマである。MacのGUIと言えばExposeだけではなく、ドックの存在も忘れてはならない。従ってドック風の操作を実現するためのソフトウェアであるGlx-Dockの設定方法についても解説しよう。紹介するのはあくまでも筆者好みのカスタマイズなので、ぜひ読者の皆さんはさらに自分でカスタマイズ方法を追求して頂きたいと思う。

ただし、筆者のデスクトップは英語表記になっているので、プラグインやメニューの表記は英語のまま解説する。日本語のデスクトップを利用されている方は、適宜置き換えて読んでもらいたい。