Wayland対応します!
グラフィック・スタックのオプションとして、Wayland対応もすすめるとのこと。UbuntuがWaylandではなくMirという新しいディスプレイサーバーを開発するというニュースが話題になったが、KDEはいまのところWaylandでいくようだ。KWinとOxygenウィジェットにX11に依存したコードパスがあるので、それを取り除く作業が必要とのこと。
新しいUIは導入しません!
これはWindows 8へのアンチテーゼだろう。KDEは既存のUIを変更したり、まったく新しい別の(Windows 8 Modern UIのような)UIを導入するということはしないらしい。その代わり、Design Languageを洗練させて、よりUIを柔軟に記述できるようにする方式をとるとのこと。それにより、ルック&フィールや各種アニメーションを入れ替えやすくできるようにするのが目標となっている。
多種デバイス対応
KDEでもPCだけでなくタブレットで使われることを想定した変更が始まっている。現在タブレット向けにはPlasma Activeというプロジェクトがあり、それなりに動くものが出来上がっている。他にもネットブック向けのPlasma Netbook、STB向けのPlasma Mediacenterというものがある。これらを共通のシェルで動作させることで、ひとつのデバイスに複数の機能を持たせられるようにするというのが目標のようだ。それにより、例えばタブレットとして使っているデバイスにキーボードを接続するとすぐさま従来型のデスクトップUIに切り替わるといったことが可能になる。
より素早く!
GPUがないシステムではCPU上でグラフィックの描画処理を行うことになる。そのようなシステム上では重たいアニメーションを最低限に抑えることで、現在のバージョンのPlasma Workspaceが動作している環境においては、Plasma Workspace 2はさらに快適に動作するようになる。
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