MySQL 5.4の新規機能は次の通り。
- InnoDBのスケーラビリティ改善(Googleの貢献!)
- SHOW ENGINE INNODB STATUSの拡張。(さらなる情報の表示)
- DTrace用Probeの追加(Solaris/MacOS X/FreeBSD)
- サブクエリとJOINの性能改善(「なぜMySQLのサブクエリは遅いのか」を参照。この問題が解決されている。)
- ストアドプロシージャにおけるSIGNAL機能。
- INFORMATION_SCHEMAの拡張。
- プリペアドステートメントにおけるOUTパラメータのサポート。
- デフォルト値の変更(最新のマシンで良い性能が出るように。)
MySQL 5.4の詳しい情報についてはこちら。(英語)
概要:http://dev.mysql.com/tech-resources/articles/mysql-54.html
マニュアル:http://dev.mysql.com/doc/mysql-5.4-features/en/index.html
ダウンロードはこちら。バイナリはLinuxとSolarisしか用意されていないので、その他のプラットフォームを使ってる人はソースからビルドしよう。
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.4.html
なお、MySQL Cluster 7.0もβからGAになった。MySQL Cluster 7.0の新機能については以前の投稿でリストアップしているのでそちらを見て頂きたい。いずれ詳しく解説しよう。
MySQL Cluster 7.0のダウンロードはこちらから。
http://dev.mysql.com/downloads/cluster/7.0.html
とりあえず、買収によって今後どうなるか分からないけど、MySQLはGPLライセンスでリリースされていて(ライセンスは取り消せない)ので、GPLライセンスであることがユーザーにとってはある種のセーフティネットになっている。だからこれからもMySQLをよろしく!!とKaj Arnö氏も自らのブログで言っている。そんなわけで、新しく発表されたMySQL 5.4とMySQL Cluster 7.0を使って見て欲しい。
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