ちょっと硬派なコンピュータフリークのBlogです。

カスタム検索

2010-02-25

経済産業省アイデアボックスを使おう!今すぐ!なう。

ニュース記事などで既にご存じの方も多いだろうが、経済産業省が国民の声に耳を傾けるための仕組み「アイデアボックス」が開催されている。アイデアボックスは、仕組み自体はモデレーションつきの掲示板みたいなもので(スラドに近い?)、登録すれば誰でも意見を述べたり、他人の意見に賛成or反対したり出来る。言わば現代版目安箱だと言って良いだろう。

経済産業省アイデアボックス
http://open-meti.go.jp/


アイデアボックスで意見募集が開始されたのは2月23日からなのだが、2月25日現在で既に300件を超える投稿が行われている。賛成や反対を述べるだけでも非常に有意義なので、是非登録して大っぴらに意見を表そうではないか!日本国民には全員、自分たちの幸せについて考え、そのことを表現する権利があるので、国が、社会が、未来が良くなるための意見をどんどん出し合えば良いと思う。

ちなみに、アイデアボックスで意見の受け付けが行われるのは3月15日までなので、是非お早めにどうぞ!!今だけ!!今すぐ!!なう!!

ただし、ひとつだけ注意しなければいけないのは、アイデアボックスで募集しているのは「IT政策」に関するものだけである。ITにあまり関わりのないお題は避けよう。(投稿は可能だと思うが、経産省では取り合ってくれないことだろう。)モデレーションという特性があるため、早めに投稿した方がより多くの人の目にとまり、有利である。(ギリギリに投稿してもあんまり意味がないだろう。)お早めに!!

アイデアボックスの詳細は、経済産業省の資料(PDF)に詳しく書いてあるので、そちらもぜひ参照して頂きたい。

@ITのニュース記事にも書いてあるが、アイデアボックスは実は今回のが2回目である。(筆者は前回のときは存在を知らなかった!!無念!!)前回のシステムはSalesforceを用いて構築されていたそうだが、今回はSugarCRMがベースとなっている。OpenIDに対応していたり、Twitterやはてブ、Deliciousといったソーシャルメディアと連動する機能を備えていて、気が利いている感じに仕上がっている。データベースはもちろんMySQLだ!うむ、イケてる!!

なお、今回のシステムは90万円で構築したというから何とも驚きの破格である。しかも機能的には申し分ない。そしてオープンソースソフトウェアを活用して構築されている。今回の経済産業省アイデアボックスの面白いところは、アイデアボックス自身がこれからのITの在り方を考えさせる、そんな存在に仕上がっていることだ。

なお、経済産業省アイデアボックス公式のTwitterアカウントがあるので、Twitterユーザーはぜひフォローしておくといいだろう。

0 コメント:

コメントを投稿