Solarisを初期インストールすると一つだけやたらと(100MBほど)メモリを食っているプロセスが居る。javaだ。このjavaプロセスが動かしているアプリケーションは何だ?と思って
shell> /usr/ucb/ps auxwww
を叩いて調べると(javaはこういうところが面倒臭い)、毎度おなじみwebconsoleだった。
いつも思うのだが、Solarisにおいてwebconsoleほど要らないものはない。以下のサンプル画像を見て欲しい。webconsoleにログインしたところなのだが、デフォルトでは使えるアプリケーションが殆どない。
かろうじてZFS管理が使えるが、はっきり言ってZFSの管理はコマンドでも簡単なので、Webによる管理インターフェイスはまったくもって必要ない。(そもそもGUIが好きならサーバ用途でSolarisを、いやUNIXライクなOSを使うべきではない!!)
このご時世100MB程度のメモリなどケチるなと言われるかも知れないが、使わない機能のために消費してしまうのは勿体ない。勿体ない=エコじゃない、ということになる。Solarisはシステム自身のメモリ消費量が少ないのがいいところなのに、webconsoleはそれを台無しにしてしまっている。というわけで、Solarisをインストールしたらまずは黙って次のコマンドを打つべし!!
shell# svcadm disable webconsole
これでwebconsoleとはおさらばだ。ついでに、普段はもっぱらリモートログインしかしないからGUIなんて必要ないぜ!という男気溢れる人なら次のコマンドも実行するべし。
shell# svcadm disable cde-login
これだけでもかなり起動がかなりサクサクになるはずだ。
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