我らがフリーソフトウェア財団が、最近W3Cに提案されたEMEという規格について警告を発している。EME(Encrypted Media Extensions)はウェブ上のメディアに対してDRMを持ち込む規格である。オー・マイ・ガッ!!なんということだろう。
なぜDRMがダメなのか。ウェブの良い点はHTMLという共通の規格によって、ブラウザーが違えど誰もが同じページを参照することができるということだ。どのようなOS、どのようなデバイス、どのようなブラウザでも関係ない。現在でもFlashが組み込まれたページという問題はあるものの、HTMLによる表現の共通化は割とうまくいっている。標準化が進むHTML5はさらにそのFlashも不要になる可能性を秘めている。DRMはウェブの良さを台無しにするからである。
EMEはそのような自由なウェブを真っ向から否定するかのような存在なのだ。

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2013-04-27
2010-09-28
自由なソフトウェアと自由なWeb
先日、ソフトウェアライセンスの勉強会に参加したり、オープンソースライセンスの議論が炎上白熱したりしているので、俺自身ソフトウェアライセンスについて考える機会が増えたように思う。プロフィールにも書いてある通り、俺はフリーソフトウェアが大好きである。フリーソフトウェアライセンスは(乱立したので)星のかずほど存在するのだが、その中でもやはりフリーソフトウェアという概念を提唱したリチャード・ストールマン等によるGPLを支持せずには居られない。GPLにもいくつかバリエーションが存在するのだが、その中でももっともとんがっている(最も強いコピーレフト条項が盛り込まれた)AGPLの採用事例が少ないように思う。なぜ採用があまり進まないのだろうかと考えた結果、ある重大な事実、特にWeb業界にまつわる事実に気がついたので、今日はそのことについて紹介しようと思う。結論は最後の方にあるが、あきらめずに頑張って読んで頂きたい。
2008-04-27
Vistaがない生活
オトコたるもの、むやみやたらにてを出してはいかん。
CNetのニュースで、
MS、Vistaのある生活を提案するサイト「Ultimate Style」を公開
http://www.microsoft.com/japan/ultimate-style/
というのを見たので「へ〜」と思ってサイトを訪れてみると、灰色っぽい画面があるだけでAudioとかGamingとかのリンクをクリックしても何も起こらない。
CNetのニュースで、
MS、Vistaのある生活を提案するサイト「Ultimate Style」を公開
http://www.microsoft.com/japan/ultimate-style/
というのを見たので「へ〜」と思ってサイトを訪れてみると、灰色っぽい画面があるだけでAudioとかGamingとかのリンクをクリックしても何も起こらない。
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