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2011-12-06

いますぐWindowsを捨ててデスクトップでGNU/Linuxを使う10+の理由

言及するのが既に周回遅れ気味だが、いますぐコマンドプロンプトを捨てて、Cygwinを使うべき10+の理由という記事がとても人気だったようだ。

Cygwinはご存知の方も多いだろうが、元々はCygnus Support(後にCygnus Solutionsに改名)という会社が開発した、Windows向けのGNU関連のツール群だ。Cygnusという名前にはGNUの3文字が含まれているが、これは「GNUのシノニム」というのが名前の由来だからだ。Cygnusが開発したWindows向けのGNUツール群=Cygwinというわけだ。CygwinはまさにGNUオペレーティングシステムの一部のWindows移植版なのである。このへんのことはCygwinのFAQにも書いてある。余談だが、Cygwinの対抗馬としてはMinGWが出てくるが、こちらは「Minimalist GNU for Windows」の略だ。素晴らしきかなGNU!ちなみに、Cygnus Supportは後にRed Hatに吸収された。Cygnusの血は未だにRed Hatで息づいている。

元エントリではCygwinマンセー状態だが、その素晴らしさはCygwinそのものではなく、GNUオペレーティングシステムに由来しているということを忘れないで頂きたい。感謝の気持ちでいっぱいになったところでフリーソフトウェア財団への寄付をすれば完璧である。そうすればGNUオペレーティングシステムはもっと便利になるだろう。もちろんCygwinを含めて、だ。

CygwinはWindows上にとても便利なCLI環境を導入してくれるが、GNUオペレーティングシステムを堪能したいならもっと良いものがある。そう、GNU/Linuxだ。LinuxカーネルはGNUプロジェクトの一部ではないが、ユーザーランドはGNUによって支えられていると言える。LinuxではCLIだけでなく、GUIでも余すことなくGNUの素晴らしさを満喫できる。まさにGNUの楽園なのである!「Windows環境」にこだわらなければ、GNUの素晴らしい世界があなたを待っている。

Windowsを捨てるべき理由

元エントリと足並みを揃えるため、Windowsを捨て去るべき理由を考えてみた。

  1. ライセンスが高い。
  2. プリインストールされているものは安いが、要らないソフトウェアがもれなくインストールされてくる。
  3. パスの区切り文字がバックスラッシュ(\)。エスケープ記号とかぶってるよ!
  4. 化石のようなドライブレター。A:はフロッピーディスクです。
  5. パッケージ管理システムの不在。
  6. カスタマイズ性が低い。
  7. ダウンロードした.exeファイルがウィルスに感染していた。
  8. 豊富なゲームソフトが人生を破滅に導くッ!!
  9. シェルスクリプト環境がない(スクリプト言語ではなく)

こういうのに嫌気がさしたらWindowsを捨て去るべき時が来たということだろう。

GNU/Linuxにすると

個人的にLinuxでウハウハしている点を挙げてみる。

  • デスクトップが美麗。
  • 3Dで操作サクサク。
  • レジストリ、何ソレ?
  • パッケージ管理システムが神。依存関係を勝手に解決してインストール。使いたいと思った次の瞬間にはオラオラ可能。
  • メモリの消費少。
  • 選べるデスクトップ環境。
  • 選べるファイルシステム。
  • 選べるディストリビューション。
  • 意外とプロプラも充実。FLASH、Adobe Reader、Skype、Dropboxなど。
  • カスタマイズで好みの動作に。
  • インストール時にボタンひとつでシステムまるごと暗号化で安心。
  • ホームディレクトリやスワップなどを局所的に暗号化することも可。
  • ググればすぐに見つかる豊富なドキュメント。
  • パス名は標準化されてて覚えるのが簡単。
  • VPNもopenconnectやvpncでバッチリ
  • そして何より素晴らしいGNUソフトウェア群

書いていたらキリがない。かつて私はMacBook Proを使っていたが、はっきり言ってLinuxデスクトップはそれすらも凌ぐ快適さだ。感じ方は人それぞれだろうが、そう感じる人間が居ることを覚えていてもらいたい。

Linuxデスクトップの誤ったイメージ

VirtualBoxにUbuntuやFedoraをインストールして満足しているそこのアナタ!!もしそれが本当のLinuxデスクトップの姿だと思っているのだとしたら間違いだ。Linuxデスクトップは直接インストールしてこそ本領を発揮する!

特に最近のGNOME3やUnity、KDEなどのデスクトップ環境は3D対応しているため、その魅力を100パーセント出しきるにはハードウェアアクセラレーションがフルに効いている環境が必須なのである。なのでプリインストールされているWindowsを消してLinuxをインストールするか、Windowsパーティションを縮小してデュアルブートにする、もしくはLinux専用のHDDを別途購入するといい。タイの洪水で価格が高騰したとは言えHDDはまだまだ安い。ブルジョワな人なら専用のノートを買うというのもアリだろう。

もうひとつ言っておきたいのは、CentOSのイメージでいまのLinuxデスクトップを語るべきではないということだ。CentOSはサーバー用途で絶大な人気を誇っているので使っている人も多いことだろう。だが、主としてサーバー用途のCentOSにとってデスクトップはおまけ。もしCentOSの画面=Linuxデスクトップだと思ってしまっていたら、今すぐそのイメージは改めよう。そのイメージは古過ぎる。

人気のあるFedoraやUbuntuなどのディストリビューションをパソコンに直接インストールして試してみて欲しい。きっと印象が変わるはずだ。インストールは超簡単だし、インストール時にクリックひとつでシステムをまるごと暗号化してくれるし、UIも超優しくなって使いやすい。Linuxで苦労する部分がないわけではないんだけど、苦労するのはどのOSでも同じこと。一昔前のイメージでLinuxのデスクトップを語ってはいけない!

筆者がよく見るブログ「独学Linux」ではスクリーンショット付きでLinuxデスクトップの画面が紹介されている。Linuxデスクトップに興味のあるひとは必見だ!

Linuxデスクトップの便利さを主張していく

常用するデスクトップ環境としてLinuxをチョイスしてから、筆者の不満はほぼ解消された。今はむしろKubuntuが便利すぎてツライ・・・と漏らす日々を送っている。感動や便利さを振り返りながら、Linuxデスクトップの魅力を主張したい。

無料

LinuxベースのOSで一番嬉しいのは、こんなにもすごいオペレーティングシステムが無料で使えるってことだ。WindowsやOSXなどの商用OSと比較しても遜色のない機能が全てタダ。もちろん有料の(サブスクリプション形式の)ディストリビューションもあるけれども、個人ユースなら無料のもので事足りることが多い。無料だからいつでも最新のバージョンに保てるというのも大きなメリットだ。

それ、全部Linuxでできるよ

GNUの素晴らしさを享受できるcygwinだが、同じこと+αがGNU/Linuxでも出来る。わざわざWindowsでGNUを使わなくても、GNU/Linuxを使ったほうがGNUの素晴らしさをもっと享受できるだろう。Linuxデスクトップなら、GUIでもGNUの素晴らしさを味わえるだろう。

豊富なディストリビューション

Windowsは、価格によるバリエーションがいくつか存在するが、基本的にはMSが販売している一種類しかない。しかも安いバージョンでは機能が大幅に制限されている(Starter Editionなど。)

だが、GNU/Linuxは違う。無料であっても機能が制限されるということはない。Linuxが持つ全てのパワーを利用することが可能だ。つまるところLinuxのディストリビューションとは、その時々に各ディストリビューターが考えた「最適なLinuxとはなんぞや!」というイメージを具現化したものであると言える。めいめいがひとつの局所最適解なのだ。だから「どれが最強」という一次元的な比較には意味がないということが分かるだろう。どのディストリビューションも特定の状況下では最強なのだから。(その点、Windowsはどれが最強なのかがハッキリしてると言えるんだけどね。)

従ってどのディストリビューションを使うかを選ぶのは楽しい作業となる。

サーバーと共通の管理方法

仕事でLinuxサーバーを管理している人は、デスクトップでLinuxを使う意義はさらに大きい。デスクトップとサーバーで基本的に同じ管理方法なので、「いざサーバーを使うぞ!」という時に頭を切り替える必要がないからだ。

普段からLinuxを使ってると、当然Linuxについて否応にも詳しくなってしまう。Linuxのエキスパートになりたければ、常日頃からLinuxに触れるというのは理にかなった行動だと言えるだろう。

美麗

一昔前のLinuxデスクトップは確かに見た目はイマイチだった。見た目よりも実用性に拘ったようなものばかりだった。

だが、最新のLinuxデスクトップは違う。特に筆者が常用しているKDEでは、デフォルトのOxygenテーマは美麗に作りこまれ、グラデーションの効いたタイトルバー、半透明のタスクバー、淡い青色のウィンドウの影などが描写されていたりと憎らしいほどいちいち美しい。

美しいデスクトップといえば世間ではMacという印象だが、Linuxデスクトップも負けてはいない。OSXではSpacesがLeopardで追加されたが、仮想デスクトップといえば本来Linuxなどのフリー(自由)なデスクトップの十八番である。Spacesが出た当初はアニメーション効果などによって先をこされた感はあったが、最近はLinuxデスクトップでもそのような描画は当たり前のものになった。下記は筆者のKDE環境のスナップショットである。

こちらはデスクトップを選択しているところ。


ウィンドウの選択はこのように立体的に表示される。


もちろんこれらは3D描画でスムーズに動く。

ウィンドウ環境に選択肢がある

Windowsでは「ウィンドウ環境」といえばデフォルトのものだけが利用可能だ。名前はウィンドウの複数形だがウィンドウ環境はひとつしか選べない。ウィンドウ環境がOSと密接に結びついているからだ。(そういえばブラウザはOSの一部だっけ。)

だがLinuxではそのような依存関係はない。Xというレイヤに変わるソフトウェアはまだないものの、自分の好みにあったウィンドウ環境を使うことができる。リッチでパワフルなウィンドウ環境が好みなら、筆者が常用しているKDEやGNOME3、Unityなどがある。いずれも3D描画が基本となっており、スムーズな動作に加えてウィンドウの装飾などがしっかりと施されている。一方で、ミニマリストならLXDEやXfce4、Enlightmentなどがいいだろう。メモリ消費量の少なさに驚くはずだ。起動時にメモリ消費300MB以下なんてWindowsではいつの時代だっけ?

デスクトップ環境は違っても、GUIの部品を描画するツールキットとウィンドウ環境のレイヤがきっちりと分かれているので、同じどのウィンドウ環境でも同じアプリを実行可能である。

カスタマイズがバリバリできる

Linuxで利用できるデスクトップ環境やツール類は、カスタマイズをとことん追及できる。(いざとなればソースを改変して好みの挙動に変えることも可能だ。)特にKDEでカスタマイズ出来る項目は膨大で、にもかかわらず項目がきちんと整理されているのでカスタマイズしやすく筆者はとても気に入っている。特にキーボードショートカットとウィンドウの挙動をこと細やかにカスタマイズできるのは素晴らしい。KDEについて語りだすと長くなるので、別の機会にKDEの素晴らしさについて語ろうと思う。

基本的なツールは揃ってる

最近はブラウザとメールさえあればほとんどそれだけで事足りるという人が増えてきた。Linuxでもブラウザとメールはバッチリだ。ブラウザならWindowsでも人気があるFirefox、Chrome、Operaなどが利用可能(IEとSafariはさようなら!)だ。使い勝手はまったく同じ。メールはThunderbirdやEvolution、KMail(Kontact/Mail)が利用できるのでまったく困らない。

オフィスソフトが欲しいという人はOpenOffice.org(LibreOffice)があるし、とりわけ表計算ならGnumericが圧倒的な速さだ。

開発者なら高機能なエディタが欲しい!と思うかも知れないが、エディタといえばEmacsやVim。これらはむしろLinuxのほうが本場である。もちろんEclipseやNetBeansなどの統合開発環境も利用できる。

動画を見るならTotemやDragon Player、音楽を聞くならBanshee、Rythmbox、Amarok、音楽を編集したいならAudacity、画像の編集ならGimpという具合に、プライベートユースでも全く困ることはない。

オープンソースだけでなく、必要であればプロプライエタリなソフトウェアもLinux向けのものがある。代表的なものとしてはFLASH、Adobe Reader、Skype、Dropboxなどがある。

実は最近まで、「自分に合ったTwitterクライアントがない」というのが筆者の悩みであった。最近Chromeアプリ起源のHototがLinuxのネイティブアプリとして移植されたことで、アプリケーションについての悩みはなくなった。

もちろんWindowsで利用可能なソフトウェアが全て利用できるわけではない。同じものはなくても、Linux上のソフトウェアは星の数ほどあるので、きっと自分に合ったものが見つかるだろう。

ドライバもひと通り揃ってる

Linuxはかなりデバイスドライバが充実しているので、ほとんどの周辺機器が利用できる。ライセンスについては未だグレーな扱いとなっているが、nVidiaやAMD用のグラフィックスドライバもある。サウンドも問題ない。

今のところ筆者の環境で困っているのは、ファンの制御ができないこと(DELLがその辺の仕様を公開していないらしい)と、RICOH製のカードリーダーが使えないことぐらいである。仕様の公開またはドライバの提供がなされることを期待して悩まない今日このごろである。

少ないメモリ消費量

これには本当に驚く。Unity、GNOME3、KDEのような近代的なデスクトップ環境を使うとそれなりにメモリを食ってしまうが、それでもWindowsに比べるとかなり少ない。以下は筆者のKDE環境での実測値である。キャッシュを除くと1GB程度のメモリ消費量であることが分かる。

mikiya@babylon:~$ free
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:      16301832    2310672   13991160          0     161508    1093696
-/+ buffers/cache:    1055468   15246364
Swap:     16600060          0   16600060

軽量なデスクトップ環境を使えば、メモリ消費量はさらに下がる。例えばLXDEなどでは起動時でなんと250MB程度しか消費しない。いまどきAndroid携帯だってもっとメモリを消費するだろッ!とツッコミたくなるぐらいだ。

デスクトップ環境を使わなければさらにメモリ消費量は下がる。例えばUbuntu Serverでは推奨される最小構成が128MBだ。(サービスを追加していなければ一瞬で起動する。)サーバーでもGUIが必須のWindowsには真似ができない芸当と言えるだろう。

小さいフットプリント

Linuxはメモリだけでなくディスクの消費量も少ない。FedoraやUbuntuなどの人気のディストリビューションでは、標準のインストーラーがCDに収まるサイズである。(ただしUbuntuでは次期バージョンからCDには収まり切らないサイズになるようだ。)パッケージを追加しまくった筆者のPCでも、/usrは7GB弱である。

Windowsではクリーンインストールでどれだけディスクを消費するかご存知だろうか?(あえて具体的な数字は言わないが相当なものである。)

OSが消費するディスクスペースが少ないということは、その分データに割り当てられるということである。Linuxを使えばOSにディスクを浪費されることはない。特にSSDを利用している場合には、ディスクスペースは貴重なリソースである。Linuxを使ってリソースを有効活用しようではないか!

いざとなれば仮想マシンで解決

どうしてもInternet ExplorerなどのWindowsアプリケーションを使う必要がある場合には、仮想マシン上でWindowsを実行するという選択肢がある。もちろんWindowsのライセンスは必要になるので金銭的な負担は免れないが、必要な時だけクッソ重いOSを起動すれば良いというのは、システムリソースの負担だけでなく、心の負担も軽くしてくれるであろう。

らくらくパッケージ管理

ソフトウェアのインストールはコマンドひとつでおこなう。

shell> sudo apt-get install gnumeric

この方法は、インストールするべきソフトウェアの名前がわかっている場合、とても便利だ。Windowsでよくやるように、無料ソフトを配布しているホームページへ行ってソフトををダウンロードしてインストーラーを実行する・・・といううんざりする作業は必要ない。しかもリポジトリ上のソフトは電子署名されているので、マルウェアが仕込まれている可能性は低い。ソフトウェアのインストールは楽々ストレスフリーだ。

そしてもっと便利なのがソフトウェアの更新だ。インストール済みのソフトウェアについてリポジトリ上に更新版があるかどうかを、OSが勝手に調べて教えてくれる。更新があることが分かったら、ユーザーはシステム管理者権限でソフトウェアを更新すれば良いのである。

shell> sudo apt-get upgrade

これでいつでもシステムは最新の状態だ。この方法で更新できるのはアプリケーションだけではない。OSを構成する全てのバイナリが、すなわちシステムライブラリやカーネルすらもパッケージ化されているので、それらを更新する場合にも何ら特別なオペレーションは必要ない。

Windowsでは、自分でインストールした無料ソフトを使い続けていると、気づかないうちに新しいバージョンのものが出ていた・・・ということがよくある。無料ソフトの中には、FirefoxやChrome、Operaなどのブラウザソフトのように自分で更新の確認を行うものもあるが、テキストエディタなど通信を行わないソフトウェアはユーザーが自分でホームページなどを見て更新があるかどうかを確認するしかない。その結果、いつまでも古いバージョンのソフトウェアを使い続けている・・・というユーザーがほとんどではないだろうか。(うちのWindows PCのソフトは全て最新です!という人が居たら教えて欲しい。)そして、たまに更新をチェックして新しいバージョンをインストールすると、なぜかインストール後に再起動を要求されて壁を殴りたくなることはないだろうか。

そのようなストレスから今すぐ解放されようではないか!

らくらく暗号化

最近はセキュリティへの意識が高まって来ているので、ノートPCに格納されているデータを暗号化するのが当たり前になってきている。

Fedoraでは、インストール時にディスクをまるごと暗号化するためのオプションが用意されている。チェックボックスをひとつチェックして暗号化パスワードを入力するだけで、システム全体が暗号化される。Ubuntuではユーザーのホームディレクトリを暗号化するためのオプションが用意されている。この場合、ユーザーデータしか守られないわけだが、Fedoraのようにディスクをまるごと暗号化したければ、Alternate CDを使ってインストールすれば良い。

また、通信の暗号化もユーザーにとっての課題であるが、vpncやopenconnectを使えばVPN接続も万全である。

文字化け知らず

OSをインストールしたらまずUTF-8を使う設定を・・・する必要はない。最近のLinuxディストリビューションは、元からデフォルトでUTF-8だからだ。文字化けやセキュリティバグの温床となる忌々しいシフトJISからは完全にオサラバだ!日本人の生産性を低下させるために存在するとしか思えない悪魔の文字コードを使う必要はないのである。

まれにWindowsユーザーからシフトJISファイル名を含んだzipファイルが送られて来ることがある。だが、慌てることはない。未だにシフトJISの呪縛から逃れられないユーザーに労りの念を送りつつ、下記のサイトで紹介されているPerlのスクリプトでさらっと解凍しよう。

CentOS/CentOSでWindowsのシフトJISファイル名を含むzipファイルを解凍する方法

このスクリプトは暗号化されたファイルを直接解凍することはできないが、その場合はzipcloackコマンドで事前に暗号化を解除すれば良い。

shell> zipcloack -d foo.zip
Enter password: 
decrypting: 日本語ファイル名.txt
shell> unzip-sjis.pl foo.zip
extract: 日本語ファイル名.txt

ゲームがない≒捗る

Linux向けのゲームはとても少ない。どうしてもゲームをしたいという人にとってゲームのないOSを使う意義はないだろう、作業に集中したい人にとって誘惑が少ないというのは却ってメリットになる。残念ながら、フリーセルやソリティア、マインスイーパーなどはコマンドひとつでインストール出来てしまうため、作業の妨げになるかも知れない。FLASHゲームからも逃れることはできないだろう。SupertuxkartやRyzomなどよくできたゲームも存在するから悩ましい。。。

しかし少なくともStarcraft IIのように3Dグラフィックスを駆使したゲームの魔の手からは逃れることには成功だ。いや、待てよ。それでもWineを使ってStarcraft IIをLinuxでプレイしてしまう猛者もいるから油断はできない!!

ただしそのような猛者になるためには相当のスキルを積むことになるので、やはりLinuxデスクトップを使う意義は大きい。

ソースコードが見られる

プログラムがどのように動作するかということは、すべてソースコードに記述されている。コンピュータがなにか不可解な動作をしたとき、コンピュータ技術者であれば、ソースコードを見ることによって、その原因を確かめることが出来るだろう。また、コンピュータの動作原理を理解する上で、ソースコードは欠かせない。ソースコードを参照できないシステムはいわばブラックボックスである。ブラックボックスをいくら頑張って勉強したところで、その動作原理にはとうてい到達できない。

だが、ソースコードがあれば内部の詳細な動作まで参照し、理解することができるだろう。本当にコンピュータを極めたいと思ったら、今すぐブラックボックスを捨ててソースコードを参照できるシステムを使おう。Linuxならカーネルはもちろんのこと、その上で動作する各種アプリケーションやライブラリまで、様々なソフトウェアのソースコードが参照可能である。

フリーダム!

GNU/Linuxが素晴らしいのは、フリー(自由な)ソフトウェアライセンスで提供されたソフトウェア群が、自由に利用できるからだ。Linuxの日常的な利用を通じて、ぜひ自由の素晴らしさを再認識して欲しい。

まとめ

そんなわけで、現在筆者にとってLinuxデスクトップは手放せないツールになった。この快適さはどのようなOSでもかなわない。そんなOSが無償かつ自由に利用できるというなら、それを使わない手はないというものだ。

Cygwinは確かに便利だが、その便利さはGNUオペレーティングシステム由来のものである。Cygwinで満足せずにGNU/Linuxを使えば、もっとGNUオペレーティングシステムの便利さを謳歌できることだろう。

3 コメント:

asterisk1976 さんのコメント...

はじめまして。只今Linux Mintを使ってwindowsと比較検討中の一人です。今回のブログ内容を興味をもって楽しく拝読させて頂きました。まだLinuxを利用し始めて浅いので分からない事が多いのですが、大体のことは代替えできそうなことは理解しているつもりです。一方で、今windowsで利用していることの中で代替えできないことも分かってきました。例えば、Gyaoの視聴やテレビの視聴です。プログラムやドライバなどの問題らしいのですが、これらの件に関してご意見をお聞かせ頂ければと思っています。

Mikiya Okuno さんのコメント...

asterisk1976さん、

はじめまして。コメントありがとうございます。

Gyaoの視聴についてはDRM関連の問題でうまく出来無いのかなと思います。Forumでも色々議論されているようですが。
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=1108

テレビの視聴についてはチューナー次第では可能なようです。私はテレビを見ないので試してないですが、Ubuntu Magazine Japan vol.05でPT2を使ってテレビを録画・視聴する方法が紹介されていました。PT2は残念ながら販売終了になったモデルですが、6月にはその後継のPT3というモデルが出るようです。(PT3がMintで利用できるかどうかは分かりませんが。)

MMsanori さんのコメント...

はじめまして!とても楽しく最後まで読んでしまいました(笑)当方はubuntu12.04LTS使ってます!主に映像の編集とかwindowsと併用してつかってるんですが、映像コーデックのインストールの簡単さには驚いたものです。windowsだと一々googleで検索かけてその中から必要なものをしっかり見極めて拾ってインストールしないとバグが起こったりで知識がないと結構苦労する部分だったりするんですが、ubuntuの場合OSインストールの時点でほとんどのコーデックが一緒にインストールできました。追加で入れたのは市販DVD再生用のコーデックとH.264くらいでしたね。映像編集ソフトも無料にしては意外と使えるものがあったりして重宝してます。windowsの映像編集ソフトは有料のものでも平気でフリーズやバグが発生するので「おい!お前2万円だろ!?」っていつもツッコミ入れてます(笑)
ubuntuで不満のあるところ(主にゲームとかなんですけど・・・笑)はwindowsで、普段のネットとか軽い書類や写真はもっぱらubuntuですね。両OSの良いところを臨機応変にうまく使いわけてます。

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