ちょっと硬派なコンピュータフリークのBlogです。

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2010-01-29

オレオレ!!俺にもiPadについてひとこと言わせてくれないか?!

ガジェットについて話し出したら100万時間は止まらない俺様がやってきましたよ!ってお前まだそんなに生きてねーだろ!!とのっけから自分でボケて自分で突っ込むニッポンダンジギークことオクノです。皆様いかがお過ごしでしょうか。俺の勤めている会社、いわゆるサン・マイクロシステムズの買収が完了した矢先ではあるが、何やらiPadで盛り上がってるようだし、俺も100万字ぐらい書かないと居ても立っても居られない!!という気分なので、今日は会社のこととかはお構いなしにiPadについて書いてみようと思う。

2010-01-22

ギークのための楽しいカップ麺ハッキングレシピ!

昨日EUがオラクル社によるサン・マイクロシステムズの買収を承認し、これから身の回りは慌ただしくなりそうな気がする今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

会社がどうであろうと目の前には常に仕事があり、ギークたるもの仕事や締め切りと戦い続けなければならないのが宿命である。たまには優雅に食事を楽しみたいところであるが、サッと済ませてすぐに戦線復帰しなければならないことも多いだろう。戦国時代の忍者ならば、団子風の携帯食料が定番なのだろうが、既に時代は21世紀である。インターネッツの時代である。現代の戦う漢の早飯と言えば、やはりカップ麺をおいて他にない。

2010-01-21

そろそろMySQL Workbench 5.2についてひとこと言っておくか。

MySQLといえば、コマンドラインで操作するしかできないようなイメージが世間では定着してしまっている気がするのだが、実はちゃんとGUIも存在する。

MySQLはかねてより(MySQL AB時代から)オフィシャルなGUIツールとして、管理ツールとしてMySQL Administrator、SQL文を編集&実行するためのQuery Browser、そして他のRDBMSからの移行ツールであるMigration Toolkitという3つのツールを提供していたのだが、先日それらのツールに対して開発終了のお知らせが出てしまった。

オフィシャルなGUIツールはもう無くなるのか?!!と思ってしまわれるかも知れないが、どうか焦らないで頂きたい。

2010-01-20

それでも私が MySQL を使いつづける理由または、Why I still use MySQL? 的な。

元ネタ: Why I still use Perl5? - TokuLog 改めB日記 ===> それでも私が Perl を使いつづける理由 - kazuhoのメモ置き場

なんつーかノリが楽しそうだったのでMySQLで便乗。Perlのことはよく分からないけど。

語り尽くされたことを改めてブログに書くことの意義。その2

前のエントリでは「なぜありふれた技術に関する記事を改めて書かなければいけないのか?」ということについて、次の4つの観点から語ってみた。
  • 大事なことはより多くの人の目に止まるようにしなければならない。
  • ひとつの技術を別の角度から描くことで、様々な視点で見る機会をもってもらう。
  • 情報を加工することで、新たな価値を創出することができる。
  • 発信するという行為は自らの糧となる。
今日は別の角度から「既に多方面で語られていることを改めて書く」ことの意義について、さらに語って見ようと思う。

2010-01-15

語り尽くされたことを改めてブログに書くことの意義

先日書いたSQLインジェクションの記事ブコメに、
otchy210 う~ん、このくらいの解説なら腐るほどある気がするぞ。何でこんなにブクマされてるの?
というものがあり、他にも「なんで今さら?」的なコメントがあったりして色々と考えさせられてしまった。「何故自分はこの記事を改めて書かなければいけないと思ったのか?」と。ブコメに全力で反応するようでいささか中二病的で恥ずかしいが、今日は「既に多方面で語られていることを改めて書く」ことの意義について、自分が出した結論について語ってみようと思う。

2010-01-14

SQLインジェクションとは何か?その正体とクラッキング対策。

世間では、今Gumblar祭りが勃発中であり、SQLインジェクションがニュースに出てくることは少なくなったが、だからと言ってSQLインジェクションの脅威がなくなったわけではない。SQLインジェクションはGumblarを仕掛ける手段としても利用されることがあり、Webアプリケーションを提供する全ての人にとって、対策を講じなければいけない驚異であることに変わりはない。SQLインジェクションという攻撃手法が認識され、大いに悪用されているにも係わらず、その本質に迫って解説している記事は少ないように思う。従来のWeb屋だけでなく、今やアプリケーション開発の主戦場はWebであると言っても過言ではなく、そういう意味ではSQLインジェクションについて理解することは、全てのプログラマにとっての嗜みであると言えるだろう。

というわけで、今日は改めてSQLインジェクションについて語ってみようと思う。

2010-01-11

MySQLでINFORMATION_SCHEMAへのアクセス時に利用される最適化アルゴリズム

実は今、延び延びになってしまっている著書の推敲をしているのだが、編集者からページ数を減らすよう言われてしまっていて色々とネタを削っている。せっかく書いたし勿体ないので削ったネタをブログに貼っておく。とりあえずは以下。また面白いネタがあったら貼るかも。

2010-01-05

違いが分かるエンジニアのためのMySQL/InnoDB/ZFSチューニング!

明けましておめでとうございます。今年もコンピューター道に邁進して参りますのでよろしくお願いします!

さて、今年一発目のネタはMySQL利用時におけるZFSのチューニングについて取り上げようと思う。Solarisに搭載されている機能の中でも最も注目度の高いものの一つであるZFSであるが、MySQLのバックエンドとしてはあまり利用されていないように思う。(そもそもSolarisのユーザー数自体がそれほど多くないという話もあるが。)ZFSは優れたファイルシステムであり、ファイルシステム自体にスナップショット機能が搭載されていたり容量の限界に先が見えない(充分すぎるほど余裕がある)といった管理上のメリットがあり、DBAにとっては垂涎のファイルシステムであると言える。(Linuxで利用出来ないのが難点だが、ZFSを使うためにSolarisを使うのもアリだろう。)

MySQL利用時におけるZFSのチューニングに関する日本語の記事は殆ど見かけない。しかし世界は広い。英語による記事ならば秀逸なものがある。そこで、今日は元サン・マイクロシステムズのパフォーマンス・エンジニアであるNeelakanth Nadgir氏によるZFSチューニングの解説記事を翻訳して紹介したいと思う。(翻訳することについては本人の了承済みである。氏は残念ながら昨年サンを去ってしまったが、翻訳を快諾してくれたことを感謝すると共に今後の活躍を祈りたい!)

原文:MySQL Innodb ZFS Best Practices