β〜RC(リリース候補)版の期間が長かったので既にご存じの方も多いであろうが、あえてMySQL 5.1の新機能をおさらいしておくと、
- パーティショニング
- RBR(行ベースレプリケーション)
- イベントスケジューラ
- XMLサポート
- プラグインAPI
- ログテーブル
5.1では、性能面で5.0から格段に向上した・・・というわけではない。性能向上が期待出来る点としては、もちろんパーティショニングを活用することが挙げられるが、InnoDBにおけるAUTO-INCロックに関するスケーラビリティの問題が解消されるという点は見逃せない。もしInnoDBでAUTO_INCREMENTのカラムを使っている場合には、新たに導入されたinnodb_autoinc_lock_modeというパラメータを調整して見て欲しい。AUTO_INCREMENTのカラムに対する挿入は、この値を2に設定することでかなり性能が向上する。(ただしSBR使用時には2に設定することは出来ない。)AUTO-INCロックに関する詳しい説明はマニュアルに載っているのでそちらを参照して欲しい。
初物であるが既に枯れている、そんな尖ったMySQL 5.1を是非試して頂きたい。ダウンロードはこちらから。
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.1.html
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