ちょっと硬派なコンピュータフリークのBlogです。

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2011-10-26

フリー(自由な)ソフトウェアをインストールする自由を守るために立ち上がれ!

フリーソフトウェア財団がUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)に実装されるSecure Bootによってソフトウェアの自由が侵害される危機について警笛を発している。UEFIとはBIOSを置き換える、あるいは後継のソフトウェアのこと。BIOSの後継にあたるだけあって、UEFIはかなり機能が充実している。Intel MacがEFI(*1)を採用しているのは有名な話だ。Secure BootはUEFI上に実装される機能のひとつであり、起動するOSのカーネルを限定する。

どのように限定するかが問題であり、限定の仕方によってはインストールするOSがベンダーが指定したものだけに制限される恐れがあるのだ。特にマイクロソフトがWindows 8互換のロゴをベンダーが取得する要件としてSecure Bootの搭載を要件として求めているため、フリーソフトウェア財団やRed HatのMatthew Garrett氏が懸念を表している。現時点ではどのような形でSecure Bootがマシンに組み込まれて出荷されるかについては不透明だが、実装次第ではWindows 8以外のOSを起動できなくするということが可能なのだ。

そのような事態になったら大変だということで、フリーソフトウェア財団は公式声明文「Stand up for your freedom to install free software!」において署名を呼びかけている。以下は筆者による声明文の翻訳である。

2011-10-25

MySQLセミナー情報

もう目前に迫っているが、日本オラクルではMySQLのイベントを開催する予定である。朝10時から午後4時半までというみっちりなセミナーを、26日大阪と28日東京で開催する。MySQLにどっぷり浸かりたいという方におすすめである。内容は次のようなものを予定している。

  • レプリケーションとスケーラビリティの話
  • 運用管理のノウハウ
  • MySQL Cluster
  • MySQL徹底解説

セミナー情報

大阪開催
日程: 2011年10月26日 (水) 10:00~16:30 (受付開始: 09:30~)
会場: 日本オラクル西日本支社セミナールーム
定員:40名

東京開催
日程: 2011年10月28日 (金) 10:00~16:30 (受付開始: 09:30~)
会場: 日本 オラクル株式会社本社13Fセミナールーム
定員:80名

大阪の方はまだ席に余裕があるのでぜひ来ていただきたい!!東京も若干名の余裕あり。筆者は東京の方で一部セッションを担当する予定である。

というわけで、今すぐここから申し込みを!

2011-10-13

コンビニコピー違法化に喝ッ!

少し前の記事になるが、「コンビニコピー違法化、私的クラウド補償金も!? “私的複製”見直しへ審議 - Internet Watch」というものがあり、気になっていた。コンビニにあるコピー機が違法になるというのは違和感があるし、クラウドから補償金を徴収すると言われると、業界が変な方向に話が進んでいるように思えて仕方がない。考えが進むにつれ、それは疑問から確信に変わっていったので、今日はなぜ補償金制度を創設するべきでないかについて語りたい。

2011-10-11

iPhone 4Sと未来のコンピューティングについて

世間はスティーブ・ジョブズ氏の追悼で話題が持ちきりだ。コンピュータ業界に多大なる影響を及ぼしたスティーブ・ジョブズ氏の安らかなご冥福を祈る。追悼と同じぐらい、新型iPhoneの話題も盛り上がっている。筆者は「アップルがソフトウェア特許の過度な行使を止めるまでアップル製品は買わない!」と誓った身なので購入することはないが、どうやら凄い製品であるのは間違いなさそうだ。

無類のアップルファンとして知られるdankogai氏も、当然のごとくiPhone 4Sについて言及しているのだが、今回の氏の主張には違和感を感じるところがある。その違和感は読めば読むほど大きくなってきて、少しではあるが言葉にすることが出来た。そんなわけで、今日はdankogaiのエントリについて異論を挟んでみようと思う。

2011-10-06

加速的に膨張する宇宙のように進化するMySQL!最新開発版MySQL 5.6.3 m6新機能解説

最新の開発版であるMySQL 5.6.3-m6がリリースされた。清く正しいMySQLerの皆さんはすでにダウンロードして、評価を楽しんでくれていることだろう。はっきり言ってこのバージョンは凄い。明らかに前バージョンのMySQL 5.6.2から搭載されている新機能の数は膨大である。それはMySQL 5.6.3のリリースノートを見てもらえば一目瞭然だ。凄いボリュームだからだ。

今回はそんな膨大な新機能を搭載したMySQL 5.6.3について、要点を解説しようと思う。MySQL 5.6.3は開発版なので今直ぐ本番環境へ投入したい!というはやる気持ちはグッと我慢して頂きたいが、ぜひ評価はしていただきたいと思う。

2011-10-03

(告知)INSIGHT OUT 2011で登壇します。 #insightout

データベースのお祭りとも言える(?)INSIGHT OUT 2011でスピーカーとして参加させて頂くことになった。INSIGHT OUTは有料(当日2000円、事前登録1000円)のカンファレンスである。対象のデータベース製品はOracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQLであり、海外からも著名なエンジニアが来てディープな技術の話が聞ける。(MySQLは4セッション)あのAsk TomのTomさんも来るというではないか!これが1000円なら超お買い得である。僭越ながら、筆者はそうそうたる顔ぶれに混じって、MySQL Clusterについて話させて頂く予定である。

INSIGHT OUT 2011


ぜひお越しを!

2011-09-27

珍しい病気にかかってあれこれ考えた話。

最近、とても珍しい病気を患った。プライベートな話で恐縮だが、そのことで色々と思うことがあるので綴ってみようと思う。

2011-08-31

今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜後編〜

前回のエントリに引き続き、なぜ特許が世の中のためにならないかということについて語ろう。「近日公開予定」などと言っておきながら、更新に一ヶ月もの間が空いてしまった。続編を楽しみにしていた読者の方には大変申し訳ない。

さて、今回のエントリについて結論から先に言うと、「特許が役に立つ」というのは一種の洗脳であるというのが筆者の主張だ。エジソンやワットの逸話を子供の頃から聞かされ、論理的な考察なしに特許が役に立つものだと思い込まされているのである。本エントリを読んでいるあなたがこれまで生きてきた中で、「本当に特許は社会のためになるのか?」ということについて、考え、検証する機会を持ったことはあっただろうか?ほとんどの人にとっては、そのような議論をする機会はなかっただろう。

特許は専門家のためのものではない。我々一般市民の生活に関わる制度である。にもかかわらず、現状は特許は法律家や専門家によって牛耳られている。彼らは特許がなければ職を失うので、口を揃えて「特許は役に立つ」というだろう。だが、それは間違ったプロパガンダである。

2011-07-29

今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜前編〜

特許が企業活動、とりわけ新しい技術を利用した製品を提供する企業にとって不可欠なものであるという認識が定着して等しい。だが、特許は本当に企業活動にとって、いや、もっと広い意味で社会にとって必要なものだろうか?特許という仕組みが如何に下らないか、そして如何に社会にとって害悪でしかないかということを示す記事が話題になっている。

大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 〜履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは〜 / JBPress

特許を取得し、そのライセンス料だけで儲けている会社の話である。以下は記事からの抜粋。

例えば、インテルが、新しいプロセッサを発売したとしよう。この会社はすぐに、これを入手して、リバースエンジニアリングを行う。リバースエンジニアリングとは、製品を分解・分析して、製造プロセスや設計情報を導き出す手段である。

 プロセッサなど半導体製品の場合であれば、パッケージから集積回路チップを取り出す。そのチップの断面を電子顕微鏡写真に撮る。さらに、ウエットエッチングで一層ずつ膜をはぎながら、断面の電子顕微鏡写真を撮りまくる。このようにすると、デバイス構造およびその製造プロセスは、概ね、解明できる。

 このようにして、チップ断面の電子顕微鏡写真が撮れた段階で、半導体エネルギー研究所が保持している3000件に上る特許がどこかに使われていないかを探るのである。

 筆者も、何度かこのような電子顕微鏡写真の観察をさせられた。その場で、例えば、「この微細加工技術には、半導体エネルギー研究所のこの特許が使われている可能性が高い」と判断したとする。すると、特許部は、即、インテルを訴えるのである!

特許が使われていたらライセンス料を要求するというのは特許制度に則った正しい使い方だと言える。だが、何か違和感を覚えないだろうか?

2011-06-24

挑戦に言い訳は要らない

ひろぶろで紹介されていたダンサーの動画に感動したので、思ったことを書いてみる。



まずは百聞は一見に如かず。この動画を観て欲しい。なんと素晴らしいパフォーマンスだろうか。だが、ちょっと冷静に観察して欲しい。明らかに中央で踊っている男性は、他の2人より背が低い。両サイドの2人が大きいのだろうか?いや、どうやらそうではないらしい。