カーネル読書会は1999年から続く由緒正しいイベントであり、参加者も多く、なおかつビデオ撮影されていたので結構緊張していたのであるが、皆さんフレンドリーだったので比較的リラックスして発表することが出来たと思う。USTでストリーミングされていたので、イベントに参加出来なかったよ!という人は録画を観て頂きたい。DTraceはとても有益な仕組みであり、MySQLは優れたRDBMSソフトウェアである。これまで使ったことがないという方は、この機会にぜひ利用を検討して頂きたい。
第102回カーネル読書会では、楽天の加藤さん(元サン・マイクロシステムズ)と共同で発表した。加藤さんがDTraceの概要について説明してくださり、その後俺がDTraceを使ったMySQLのトレース方法についての説明およびデモを行った。俺が担当した部分のスライドはこちら。ユーザープロセスを追跡する方法について雰囲気がつかめて貰えば幸いである。なお、公開したスライドでは2箇所修正(25枚目のタイトルの修正、32枚目でMySQL Sandboxの追加)しており、USTの録画とは異なるため注意して頂きたい。また、デモで利用したDTraceプログラムはここに置いたのでご自由に(=著作権とかいう規模じゃないのでパブリックドメインで)どうぞ。
以下、御礼文である。
この度はカーネル読書会にお招き頂きありがとうございました。吉岡さんをはじめとして、皆さんとてもフレンドリーな雰囲気で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。カーネル読書会は今回が初めての参加です。遠方に住んでいるため東京で開催されるイベントに参加するのは比較的難しいのですが、カーネル読書会の様子はUSTなどで拝見させて頂きたいと思います。機会があれば次はオーディエンスとして参加させて下さい。
皆様、ご静聴ありがとうございました。
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