ITMediaのニュースでSun、「OpenSolaris OS 2008.05」を正式リリース——Amazon EC2でも提供というのを見たので、キタァァァーーーッ!!とばかりにさっそくインストールしてみた。こういうときに仮想マシンソフトがあると本当に助かる。(ちなみに俺が使ってるのはVMware Fusionだ。)
ダウンロードは新サイトから可能なので、さっそくダウンロード。新しいサイトはなんだか凄くおしゃれになっている。オトコたるもの見た目はどうでもイイなどと言ってはならない。見た目にも極限までこだわるのが現代風オトコのあり方である。
CDはいくつかのアプリケーションがすぐに使えるLive CD兼インストーラという構成になっていて興味深い。というかとてつもなく便利だ。これまではハードディスクから起動できないようなトラブルが発生すると、ブータブルCDを利用してシングルユーザーモードとかレスキューモードとか機能が非常に限定的なもので起動して復旧をしなければならなかったのだが、このLive CDはフル機能なのでとにかく便利極まりないことだろう。
Live CDのデスクトップには以下の4つのアイコンが並んでいる。
デスクトップの「Install OpenSolaris」アイコンをクリックするとハードディスクへのインストールが始まる。
インストーラーはシンプルなGUIで、初心者にも非常に優しい。設定項目はほとんどない。このリリースからは起動ディスクがZFSになるので、ZFSのスナップショット機能を利用すればシステムディスクのバックアップが格段に簡単になると予想される。ディスクの追加も簡単になるだろう。楽しみだ。
Solarisというと、これまでパッケージ管理はpkgadd/pkgrmだったが、OpenSolaris 2008.05ではGUIベースのツールが利用できるようになっている。
サードパーティ製のソフトウェアをインストールしやすくなるというふれこみなので、非常に楽しみだ。
パッケージ管理はSolarisの課題だと先日の投稿で書いたばかりだが、今後サードパーティ製のソフトがopensolaris.orgのリポジトリへどんどん更新をかけるようになれば、非常にSolarisが使いやすくなるだろう。オトコもOSもより便利に進化しなければいけない。
さらに使い込んでからまたレビューを書こうと思う。今日はここまで!
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