実は、そんな新沼氏から衝撃の発言を聞いた。
「私もセパレート式のキーボードを使っています。」
・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!
新沼氏との出会い
私は新沼氏とは知り合いではなかった。なぜ私が新沼氏からそのような話を聞けたのか。それは新沼氏に出会ったからである。では何故出会うことが出来たのか。何のことはない、知り合いに新沼氏を紹介して貰ったというオチである。
はっきり言って、私は新沼氏のファンだ。握力王。漢の中の漢。ぜひ一度会って話してみたかった。
まるでヴィジュアル系バンドを追っかける少女のような心境で、四十路のおっさんが新沼氏に突撃をかましたわけである。
新沼氏のセパレート式キーボードは自作
新沼氏いわく、セパレート式キーボードを使っているとのことなのだが、何とそのキーボードは自作なのだという。しかもキーはメカニカルではなく、静電容量無接点方式だという・・・。ああ、何と言うことだろう。ErgoDoxで満足しているような私ははっきり言って雑魚である。握力だけではなく、エルゴノミクスキーボード使いとしても新沼氏は遥か先を行っていたのだ!!
きっと烈海王であればこう言っていたに違いない。
「キサマ等のいる場所は既に我々が2000年前に通過した場所だ!」
と。
(2000年前にコンピュータはねーよ!!>俺)
どのような構成のものを作成されたのかまでは伺うことはできなかったが、いずれじっくり話を聞いてみたいと思う。
(そういえば烈海王やられちゃったんだよな・・・。もう名台詞が聞けないと思うと非常に残念也。)
ErgoDoxと新沼氏
私は普段からErgoDoxを持ち歩いている。というわけで、せっかくなので新沼氏にも触ってもらった。その様子が以下の写真だ。なお、本ブログへの写真の掲載については、本人の許可を得ているので悪しからず。
やはり実に良い体格なのだが、特筆すべきは姿勢が凄く良いということだ。
新沼氏曰く、「肩が前にせり出た姿勢は良くない」とのこと。肩が前に出ると、体幹部はどうしても猫背になってしまう。その姿勢を長時間継続するのは良くないのである。
当然私はその意見に大賛成だ。腕は肩幅ぐらいで自然な位置でリラックスさせるのが一番良い。そうすれば変に肩が前にせり出てしまうことはない。肩が前にせり出た姿勢とはどういうものか。興味のある方は「IT猫背」でググって欲しい。
さあ、あなたもErgoDox!!
このIT猫背を避けるには、通常のキーボードでは物理的に不可能である。自然な姿勢をキープするには、どうしてもセパレートタイプのキーボードが必要だ。新沼氏のように自作とまでは行かなくても、ErgoDoxやKinesisはぜひ十分に検討に価するだろう。特にストレートネックと言われたことがある人や、一日中PCの前に座っているような人は、IT猫背を改善し、将来に渡って健康な身体を維持するためにも、セパレート式が良いのではないかと私は考える。
私は知らなかったのだが、ErgoDox EZやInfinity ErgoDoxというモデルもあるらしい。そちらのほうがFalbatech社から購入するよりも現時点では安いようなので、今購入を検討している人はそちらをぜひ調べて欲しいと思う。特にErgoDox EZのほうは、チルトのための部品がついていて便利そうだ。私は自作パーツで30度の傾斜を付けたが、もう少し緩やかな傾斜でよければ、ErgoDox EZは良い選択肢ではないだろうか。
とは言え、さすがにErgoDoxは万人向けのキーボードとは言い難い。しかも結構高価な買い物であるので、十分によく考えた上で購入して欲しいと思う。単純にキーボードが別れているだけで良ければ、Kinesis Freetype2 Keyboardというものもあるので、そちらを検討しても良いだろう。
余談:CoCを閉じるにはどうすれば良いか
私も握力を鍛えてはいるのだが、雑魚なのでCoCのNo.1.5を閉じるのでやっとのところである。それにしてもCoCグリッパーはつらい。何が辛いかというと、ザラザラしていて力を入れると凄く痛いのである。この痛みはどうすれば良いのか新沼氏に聞いてみたところ
「我慢するしか無い」
という回答だった。なので我慢して頑張ることにした。
新沼氏に手のひらを見せてもらったところ、とても皮が分厚かった。日々の練習でそうなったのは明らかである。やはりCoCを攻略するには、手のひらの皮から鍛錬をする必要がありそうだ。
筋力を向上させるには、もう限界かと感じてから、最後にひと踏ん張りを入れるのが良いそうである。
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