それが先日届いたので思うところを書いてみようと思う。
味は抜群!!
このPanasonicのコーヒーメーカーを使ってみてまず驚いたのが、コーヒーが抜群に美味いということだ。デロンギのCMB6も良かったのだが、明らかにPanasonicのNC-A55Pのほうが美味いのだ。ちなみに豆は同じである。NC-A55Pはミルがついており、豆・水・フィルタをぶち込めば粉にしてコーヒーをドリップしてくれる。CMB6にはミルがついていなかったので、事前に豆をひいて使用していたため条件は同じだ。にもかかわらず、NC-A55Pのほうが味が濃厚で、それでいてすっきりしていて飲みやすい。私はすぐにこのコーヒーメーカーを気に入ってしまった。
決定的に足りないもの
このコーヒーメーカーを見て最初に妻が放ったひと言がすべてを物語っている。「ダサいの買ったね〜。」
NC-A55Pに決定的に足りないもの。それはデザインだ!!
味さえ良ければ見た目などどうでも良いという意見もあるだろう。だが、コーヒーは嗜好品だ。嗜好品には雰囲気がとても重要だ。それは料理にとって盛り付けが如何に重要かということを考えれば分かるだろう。料理そのものだけでなく、盛り付ける皿ですら重要である。もっと言えば料理を食べる部屋全体の雰囲気だって料理の味を左右する。
オシャレなコーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。
それはとても些細な演出だが、自らの手でコーヒーを淹れるのであれば、コーヒーメーカーの見栄えというのはコーヒーに対する満足感を左右する重要なファクターなのである。見た目がダサいという一点において、NC-A55Pは大きく損をしていると思う。
家電はインテリアだッ!!
デロンギCMB6のデザインは妻には概ね好評だった。キッチンに常備していても変じゃないというのが理由だ。我が家はLDKがすべてつながっているので、来客時にはコーヒーメーカーがお客さんの目にも入る。キッチンをオシャレにしておきたいという妻にとって、CMB6(赤)はキッチンのワンポイントとして合格点であった。NC-A55Pは前述の通り不評である。とはいえ、この製品の設計者がわざわざ「ダサくしてやろう」と思ってこういう見た目にしたわけではないであろうことは想像できる。むしろ設計者はスタイリッシュだと思っているのではないか。だとするとダサいと言い放つ本エントリは失敬極まりないということになるが、敢えて書かせてもらった。NC-A55Pの見た目はダサいのだと。
なぜダサく見えるのか。
NC-A55Pは珍しい形状をしており、それ単体で見ればスタイリッシュに見えなくもない。だが、キッチンに置いた途端とてもダサく見えてしまう。モダンなキッチンにマッチしないのだ。
コーヒーメーカーはキッチンに常備して使うものだ。だからキッチンに置いたときに映えるかどうかが重要なのだ。いくらそれ単体がスタイリッシュであっても意味はないのである。NC-A55Pの設計者はぜひ系列会社のパナホームの担当者に次の質問を聞いてみて欲しい。「このコーヒーメーカーをパナホームの住宅展示場に置きたいか?それともデロンギのほうが良いか?」と。恐らく殆どの担当者はデロンギを選択するのではないだろうか。
如何に家電と言えども常備して使うのなら、それはもはやインテリアだ。部屋の一部なのだ。NC-A55Pにはその視点が足りないと思う。
まとめ
私自身はNC-A55Pをとても気に入っている。なにしろ味はデロンギのCMB6よりも遥かに美味い。見た目にこだわらないならオススメである。だが、キッチンという家族と共有するスペースに置く以上、インテリアとして見栄えするデザインであって欲しかったとは思う。もしPanasonicの人が本エントリを目にしてくれたのならば、ぜひ次は抜群にスタイリッシュな製品をリリースして欲しい。それこそパナホームの展示場に飾っておけるようなものに仕上げていただきたい。そしたら必ず買う。絶対にだ。
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