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2008-05-12

猫も杓子も王子。

我が家のネットワーク事情には一つ大きな問題がある。それは、ネットワークに接続する機器が複数の部屋に散らばっているということだ。回線はNTTフレッツ光を利用しており、居間にルータを置いている。が、しかし俺が普段PCを利用したりhttp://www.mysqlpracticewiki.com/のサーバ(HFX Micro)を置いてある書斎的な部屋は廊下を隔てたところにある。

だったらワイヤレスで繋げばいいだろう?!と思われるかもしれない。確かにそうだ。居間にはワイヤレスのアクセスポイントを設置しており、Laptopは部屋を隔てていても問題なくワイヤレスでで接続できる。しかしSolaris 10を搭載したHFX Microはそうはいかない。HFX Microのネットワークインターフェイスは有線LAN(Planex UE-200TX)なのだ。廊下を隔てた部屋にイーサネットケーブルを敷設するわけにはいかない。(妻から猛反対を受けるだろう。)

そこで、無線LANコンバータの出番である。

以下に我が家のネットワーク図を示す。

無線LANコンバータは、有線LANの機器とワイヤレスのアクセスポイントを中継する機器のことである。左側の部屋(居間)にアクセスポイントがあり、右側の部屋にある無線LANコンバータが接続する。そうするとそれに繋がっている有線LANの機器がインターネットへ接続することができるという寸法である。

誰かがMySQL Practice Wikiを開くと、無線を経由してHTTPのリクエストおよび応答が送受信されることになる。なんだかオーバーヘッドが多そうに思えるが、これが案外使える。無線LANを経由していることなどまったく気づかないはずだ。価格もお手頃(俺が購入したときはAmazonで6000円未満)なので、イーサネットケーブルの敷設に支障がある場合はぜひ試してみて欲しい。

実は以前、I/OデータのWN-WAG/Cという無線LANコンバータを利用していたのだが、こいつは非常にイケてなかった。無線の接続が安定しなかったり、しばしばコンバータの再起動を強いられたりする羽目になった。無線LANコンバータはしょせんこんなものだから上記のような構成にはやはり無理があるのだろうか・・・などと思っていたのだが、しかし最近Planexの電波王子(GW-EC54-5p)という製品に切り替えたところ、接続が驚くほど安定するようになった。名前は何が王子なのかまったく理由が分からないが、接続の安定性の面ではお勧めである。(ネットワーク機器を買うならI/Oデータのような何でも屋よりネットワーク機器メーカを選べ、つまり餅は餅屋ということだろうか。)

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