本書は鈴木氏の前著である「MySQL全機能リファレンス」からのアップデートであるが、この度は最新バージョンであるMySQL 5.1対応になっての登場である。
今の時代、一家に一台テレビがあるように、はたまたパソコンがあるように、いやいや冷蔵庫があるように、一家に一冊本書があってもいいのではなかろうか。MySQLがオフィシャルに提供しているリファレンスマニュアルを除いて、MySQLをここまで網羅的に解説している書籍を私は知らない。その網羅性は目次だけで13ページも費やしていることからも、容易に想像出来ることだろう。
もくじを見ただけでもその網羅性がよく分かるだろう。このもくじを書いただけで既に腕がつりそうである。
Chapter 01 イントロダクション
■■ 概要
1-01 MySQL™とは
1-02 MySQLの概要
1-03 データベースシステムの構造
1-04 ストレージエンジン
Chapter 02 MySQLの内部構造
■■ プロセスとメモリ構造
2-01 プロセス構造
2-02 メモリ構造
■■ 問い合わせ処理
2-03 問い合わせ処理
2-04 プランナ
2-05 MyISAMのエクゼキュータ処理
■■ データベースディレクトリの構造
2-06 データベースディレクトリの構造
■■ テーブルの構造
2-07 MyISAM型
2-08 InnoDB型
■■ トランザクションの隔離レベル
2-09 トランザクションの隔離レベル
■■ INSERT DELAYED文
2-10 INSERT DELAYED文
■■ クエリキャッシュ(Query Cache)
2-11 クエリキャッシュ(Query Cache)
Chapter 03 MySQLのインストール
3-01 インストール準備
3-02 インストール
Chapter 04 MySQLサーバ管理
■■ イントロダクション
4-01 MySQLサーバ管理
■■ 初期設定
4-02 初期設定
■■ サーバの起動/停止
4-03 MySQLサーバの起動と停止
4-04 MySQLサーバの起動
4-05 MySQLサーバの停止
4-06 MySQLサーバをデーモンとして起動する
■■ データベースユーザ管理
4-07 MySQLにおけるデータベースユーザの概念
4-08 データベースユーザの管理
■■ システム変数の設定
4-09 システム変数の設定
4-10 サーバの動作に関するシステム変数
4-11 通信関連のシステム変数
4-12 問い合わせ処理に関するシステム変数
4-13 ストレージエンジン関連のシステム変数
4-14 ログ関連のシステム変数
4-15 表示や文字コードに関連するシステム変数
4-16 SQL_MODE
4-17 レプリケーション関連のシステム変数
4-18 その他のシステム変数
■■ ストレージエンジン
4-19 MyISAM型
4-20 InnoDB型
4-21 MEMORY型(旧 HEAP型)
4-22 パーティション
■■ ログ
4-23 ログファイル
4-24 バイナリログ(binary log)
4-25 スロークエリのログ(slow query log)
4-26 一般クエリログ(general query log)
■■ データベースのダンプ/リストア
4-27 データベースのダンプ/リストア(再構築)
4-28 ファイル群のコピーによるダンプ/リストア
4-29 mysqldumpによるダンプ/リストア
■■ 管理ツール
4-30 mysqladminとは
4-31 データベースの作成/削除
4-32 サーバの情報表示
4-33 FLOSH/RELOAD
4-34 パスワードの変更
4-35 スレーブ機能の開始/停止
4-36 mysqlcheck
■■ 文字コード
4-37 MySQLのサポートする文字コード
4-38 文字コードの設定と確認
■■ レプリケーション
4-39 レプリケーションとは
4-40 MySQLにおけるレプリケーションの仕組み
4-41 レプリケーションの設定
4-42 運用/管理
■■ クエリキャッシュ
4-43 クエリキャッシュ(Query Cache)
Chapter 05 mysqlの使い方
■■ mysqlの使い方
5-01 mysqlの使い方
■■ mysqlの起動オプション
5-02 MySQLサーバとの接続と切断
5-03 表示と結果出力
5-04 バッチ処理とSQL文の実行
5-05 実行制御
■■ mysqlのメタコマンド
5-06 再接続と切断
5-07 表示の制御
5-08 バッチファイルの処理,および結果のファイル出力
5-09 SQL文の編集と表示
5-10 プロンプト
5-11 接続中のセッション情報を表示
Chapter 06 SQL
■■ SQL
6-01 SQL文一覧
6-02 語彙
■■ データベースの作成/削除/接続
6-03 データベースの作成 CREATE DATABASE
6-04 データベースの削除 DROP DATABASE
6-05 データベースの属性変更 ALTER DATABASE
6-06 データベースの一覧表示 SHOW DATABASES
6-07 データベースへの接続 USE
■■ テーブルの作成/削除
6-08 テーブルの作成 CREATE TABLE
6-09 テーブルの削除 DROP TABLE
■■ テーブルの情報表示
6-10 テーブル定義(テーブルスキーマ)の表示 SHOW CREATE TABLE
6-11 列の属性を表示 SHOW COLUMNS FROM/SHOW FIELDS FROM/DESCRIBE/DESC
6-12 テーブルの一覧表示 SHOW TABLES
6-13 テーブルの情報表示 SHOW TALBE STATUS
■■ テーブルの属性変更
6-14 テーブル属性の変更 ALTER TABLE
6-15 列の追加と削除 ALTER TABLE ADD COLUMN/ALTER TABLE DROP COLUMN
6-16 インデックスの追加と削除 ALTER TABLE ADD INDEX|CREATE INDEX/ALTER TABLE DROP INDEX|DROP INDEX
6-17 主キーの追加と削除 ALTER TABLE ADD PRIMARY KEY/ALTER TABLE DROP PRIMARY KEY
6-18 一意性制約の追加 ALTER TABLE ADD UNIQUE
6-19 外部キー制約の追加と削除 ALTER TABLE ADD FOREIGN KEY/ALTER TABLE DROP FOREIGN KEY
6-20 デフォルト値の設定と削除 ALTER TABLE ALTER SET DEFAULT/ALTER TABLE ALTER DROP DEFAULT
6-21 列定義、列名の変更 ALTER TABLE MODIFY COLUMN/ALTER TABLE CHANGE COLUMN
6-22 テーブル名の変更 ALTER TABLE RENAME
6-23 テーブル名の変更 RENAME TABLE
■■ データベースユーザの作成と削除
6-24 データベースユーザの作成と削除 CREATE USER/DROP USER
■■ データベースユーザの管理
6-25 データベースユーザの権限設定と削除 GRANT/REVOKE
6-26 データベースユーザの権限表示 SHOW GRANTS
■■ データの挿入
6-27 データの挿入 INSERT
6-28 データの挿入 REPLACE
■■ SELECT
6-29 データの検索 SELECT
6-30 重複する行を削除 DISTINCT
6-31 FROM句
6-32 テーブル結合 CROSS JOIN/INNER JOIN/OUTER JOIN
6-33 WHERE句
6-34 グループ化 GROUP BY, HAVING
6-35 検索結果の並び替え ORDER BY
6-36 検索結果の出力範囲を指定 LIMIT, OFFSET
6-37 排他的六句と共有ロック FOR UPDATE/LOCK IN SHARE MODE
6-38 問い合わせの結合 UNION
6-39 副問い合わせ
■■ データの更新
6-40 データの更新 UPDATE
■■ データの削除
6-41 データの削除 DELETE
6-42 全データの削除 TRUNCATE
■■ 式や関数の実行
6-43 式や関数の実行 DO
■■ プリペアードステートメント
6-44 プリペアードステートメントの準備、実行、削除 PREPARE/EXECUTE/DEALLOCATE PREPARE
■■ 問い合わせ計画の表示
6-45 問い合わせ計画の表示 EXPLAIN
■■ ストアドプロシージャ・ストアドファンクション
6-46 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションの定義表示 SHOW CREATE PROCEDURE/SHOW CREATE FUNCTION
6-47 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションの状態表示 SHOW PROCEDURE STATUS/SHOW FUNCTION STATUS
■■ インデックスの表示
6-48 インデックスの表示 SHOW INDEX/SHOW KEYS
■■ インデックス情報の更新
6-49 インデックス情報の更新 ANALYZE TABLE
■■ ビュー
6-50 ビューの作成、変更、削除 CREATE VIEW/ALTER VIEW/DROP VIEW
6-51 ビューの定義表示 SHOW CREATE VIEW
■■ トリガ
6-52 トリガの定義、変更、削除 CREATE TRIGGER/ALTER TRIGGER/DROP TRIGGER
6-53 トリガの定義表示 SHOW TRIGGERS
■■ テーブルの最適化
6-54 テーブルの最適化 OPTIMIZE TABLE
■■ テーブルの検査と修復
6-55 テーブルの検査 CHECK TABLE
6-56 テーブルの修復 REPAIR TABLE
■■ トランザクション
6-57 トランザクション BEGIN|START TRANSACTION/COMMIT/ROLLBACK
6-58 セーブポイントの設定とロールバック SAVEPOINT/ROLLBACK TO SAVEPOINT
6-59 トランザクションの分離レベル設定 SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL
■■ ロック
6-60 テーブルのロックと解除 LOCK TABLES/UNLOCK TABLES
■■ テーブルデータのインポートとエクスポート
6-61 テーブルデータのインポート LOAD DATA INFILE
6-62 テーブルデータのエクスポート SELECT INTO OUTFILE/SELECT INTO DUMPFILE
■■ テーブルのバックアップとリストア
6-63 テーブルのバックアップ BACKUP TABLE
6-64 テーブルのリストア RESTORE TABLE
■■ ログの管理
6-65 ログの切り換え FLUSH LOGS
6-66 バイナリログ一覧表示 SHOW BINARY LOGS/SHOW MASTER LOGS
6-67 バイナリログの内容表示 SHOW BINLOG EVENTS
6-68 バイナリログの全削除 RESET MASTER
6-69 バイナリログの削除 PURGE MASTER LOGS
■■ サーバの制御と状態表示
6-70 スレッドの情報表示とKILL SHOW PROCESSLIST/KILL
6-71 システム変数の変更 SET|SET OPTION
6-72 システム変数の表示 SHOW VARIABLES
6-73 データベースサーバの状態表示 SHOW STATUS
6-74 各種情報やログのリセット FLUSH
6-75 権限テーブルの再読込み FLUSH PRIVILEGES
6-76 クエリキャッシュの出フラグメント FLUSH QUERY CACHE
6-77 テーブルのクローズ FLUSH TABLES|FLUSH TABLE/FLUSH TABLES WITH READ LOCK
6-78 ステータス情報のリセット FLUSH STATUS
6-79 問い合わせ実行回数のリセット FLUSH USER_RESOURCES
■■ レプリケーション
6-80 レプリケーションに関するスレッドの状態表示 SHOW PROCESSLIST
6-81 マスターサーバの状態表示 SHOW MASTER STATUS
6-82 接続しているスレーブの一覧表示 SHOW SLAVE HOSTS
6-83 スレーブ機能の起動と停止 START SLAVE (SLAVE START) / STOP SLAVE (SLAVE STOP)
6-84 スレーブの状態表示 SHOW SLAVE STATUS
6-85 スレーブ機能のリセット RESET SLAVE
6-86 マスターサーバの変更 CHANGE MASTER
Chapter 07 データ型、演算子と関数
■■ データ型
7-01 MySQLがサポートするデータ型
7-02 数値データ型
7-03 文字データ型
7-04 ENUM型、SET型
7-05 BLOB(BINARY LARGE OBJECT)型
7-06 日付/時刻データ型
7-07 ビット型
■■ 演算子
7-08 MySQLのサポートする演算子
7-09 論理演算子
7-10 比較演算子
7-11 算術演算子
7-12 日付/時刻演算子
7-13 COLUMNパターンマッチング
■■ 関数
7-14 MySQLがサポートする関数
7-15 算術関数
7-16 集約関数
7-17 文字列関数
7-18 日付/時刻関数
7-19 型変換関数
7-20 その他の関数
Chapter 08 ストアドプロシージャ・ストアドファンクション
■■ 概要
8-01 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションとは
8-02 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションの定義と実行、削除
■■ プログラミングの基本
8-03 ローカル変数宣言と値の代入
8-04 SELECT INTO文
■■ 制御構造
8-05 条件分岐と場合分け
8-06 ループ処理
8-07 ハンドラー
■■ カーソル
8-08 カーソル
8-09 カーソル変数の宣言とオープン、クローズ DECLARE CURSOR FOR/OPEN/CLOSE
8-10 FETCH文によるカーソル行の取得 FETCH
8-11 カーソルを使った例
■■ 概要
1-01 MySQL™とは
1-02 MySQLの概要
1-03 データベースシステムの構造
1-04 ストレージエンジン
Chapter 02 MySQLの内部構造
■■ プロセスとメモリ構造
2-01 プロセス構造
2-02 メモリ構造
■■ 問い合わせ処理
2-03 問い合わせ処理
2-04 プランナ
2-05 MyISAMのエクゼキュータ処理
■■ データベースディレクトリの構造
2-06 データベースディレクトリの構造
■■ テーブルの構造
2-07 MyISAM型
2-08 InnoDB型
■■ トランザクションの隔離レベル
2-09 トランザクションの隔離レベル
■■ INSERT DELAYED文
2-10 INSERT DELAYED文
■■ クエリキャッシュ(Query Cache)
2-11 クエリキャッシュ(Query Cache)
Chapter 03 MySQLのインストール
3-01 インストール準備
3-02 インストール
Chapter 04 MySQLサーバ管理
■■ イントロダクション
4-01 MySQLサーバ管理
■■ 初期設定
4-02 初期設定
■■ サーバの起動/停止
4-03 MySQLサーバの起動と停止
4-04 MySQLサーバの起動
4-05 MySQLサーバの停止
4-06 MySQLサーバをデーモンとして起動する
■■ データベースユーザ管理
4-07 MySQLにおけるデータベースユーザの概念
4-08 データベースユーザの管理
■■ システム変数の設定
4-09 システム変数の設定
4-10 サーバの動作に関するシステム変数
4-11 通信関連のシステム変数
4-12 問い合わせ処理に関するシステム変数
4-13 ストレージエンジン関連のシステム変数
4-14 ログ関連のシステム変数
4-15 表示や文字コードに関連するシステム変数
4-16 SQL_MODE
4-17 レプリケーション関連のシステム変数
4-18 その他のシステム変数
■■ ストレージエンジン
4-19 MyISAM型
4-20 InnoDB型
4-21 MEMORY型(旧 HEAP型)
4-22 パーティション
■■ ログ
4-23 ログファイル
4-24 バイナリログ(binary log)
4-25 スロークエリのログ(slow query log)
4-26 一般クエリログ(general query log)
■■ データベースのダンプ/リストア
4-27 データベースのダンプ/リストア(再構築)
4-28 ファイル群のコピーによるダンプ/リストア
4-29 mysqldumpによるダンプ/リストア
■■ 管理ツール
4-30 mysqladminとは
4-31 データベースの作成/削除
4-32 サーバの情報表示
4-33 FLOSH/RELOAD
4-34 パスワードの変更
4-35 スレーブ機能の開始/停止
4-36 mysqlcheck
■■ 文字コード
4-37 MySQLのサポートする文字コード
4-38 文字コードの設定と確認
■■ レプリケーション
4-39 レプリケーションとは
4-40 MySQLにおけるレプリケーションの仕組み
4-41 レプリケーションの設定
4-42 運用/管理
■■ クエリキャッシュ
4-43 クエリキャッシュ(Query Cache)
Chapter 05 mysqlの使い方
■■ mysqlの使い方
5-01 mysqlの使い方
■■ mysqlの起動オプション
5-02 MySQLサーバとの接続と切断
5-03 表示と結果出力
5-04 バッチ処理とSQL文の実行
5-05 実行制御
■■ mysqlのメタコマンド
5-06 再接続と切断
5-07 表示の制御
5-08 バッチファイルの処理,および結果のファイル出力
5-09 SQL文の編集と表示
5-10 プロンプト
5-11 接続中のセッション情報を表示
Chapter 06 SQL
■■ SQL
6-01 SQL文一覧
6-02 語彙
■■ データベースの作成/削除/接続
6-03 データベースの作成 CREATE DATABASE
6-04 データベースの削除 DROP DATABASE
6-05 データベースの属性変更 ALTER DATABASE
6-06 データベースの一覧表示 SHOW DATABASES
6-07 データベースへの接続 USE
■■ テーブルの作成/削除
6-08 テーブルの作成 CREATE TABLE
6-09 テーブルの削除 DROP TABLE
■■ テーブルの情報表示
6-10 テーブル定義(テーブルスキーマ)の表示 SHOW CREATE TABLE
6-11 列の属性を表示 SHOW COLUMNS FROM/SHOW FIELDS FROM/DESCRIBE/DESC
6-12 テーブルの一覧表示 SHOW TABLES
6-13 テーブルの情報表示 SHOW TALBE STATUS
■■ テーブルの属性変更
6-14 テーブル属性の変更 ALTER TABLE
6-15 列の追加と削除 ALTER TABLE ADD COLUMN/ALTER TABLE DROP COLUMN
6-16 インデックスの追加と削除 ALTER TABLE ADD INDEX|CREATE INDEX/ALTER TABLE DROP INDEX|DROP INDEX
6-17 主キーの追加と削除 ALTER TABLE ADD PRIMARY KEY/ALTER TABLE DROP PRIMARY KEY
6-18 一意性制約の追加 ALTER TABLE ADD UNIQUE
6-19 外部キー制約の追加と削除 ALTER TABLE ADD FOREIGN KEY/ALTER TABLE DROP FOREIGN KEY
6-20 デフォルト値の設定と削除 ALTER TABLE ALTER SET DEFAULT/ALTER TABLE ALTER DROP DEFAULT
6-21 列定義、列名の変更 ALTER TABLE MODIFY COLUMN/ALTER TABLE CHANGE COLUMN
6-22 テーブル名の変更 ALTER TABLE RENAME
6-23 テーブル名の変更 RENAME TABLE
■■ データベースユーザの作成と削除
6-24 データベースユーザの作成と削除 CREATE USER/DROP USER
■■ データベースユーザの管理
6-25 データベースユーザの権限設定と削除 GRANT/REVOKE
6-26 データベースユーザの権限表示 SHOW GRANTS
■■ データの挿入
6-27 データの挿入 INSERT
6-28 データの挿入 REPLACE
■■ SELECT
6-29 データの検索 SELECT
6-30 重複する行を削除 DISTINCT
6-31 FROM句
6-32 テーブル結合 CROSS JOIN/INNER JOIN/OUTER JOIN
6-33 WHERE句
6-34 グループ化 GROUP BY, HAVING
6-35 検索結果の並び替え ORDER BY
6-36 検索結果の出力範囲を指定 LIMIT, OFFSET
6-37 排他的六句と共有ロック FOR UPDATE/LOCK IN SHARE MODE
6-38 問い合わせの結合 UNION
6-39 副問い合わせ
■■ データの更新
6-40 データの更新 UPDATE
■■ データの削除
6-41 データの削除 DELETE
6-42 全データの削除 TRUNCATE
■■ 式や関数の実行
6-43 式や関数の実行 DO
■■ プリペアードステートメント
6-44 プリペアードステートメントの準備、実行、削除 PREPARE/EXECUTE/DEALLOCATE PREPARE
■■ 問い合わせ計画の表示
6-45 問い合わせ計画の表示 EXPLAIN
■■ ストアドプロシージャ・ストアドファンクション
6-46 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションの定義表示 SHOW CREATE PROCEDURE/SHOW CREATE FUNCTION
6-47 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションの状態表示 SHOW PROCEDURE STATUS/SHOW FUNCTION STATUS
■■ インデックスの表示
6-48 インデックスの表示 SHOW INDEX/SHOW KEYS
■■ インデックス情報の更新
6-49 インデックス情報の更新 ANALYZE TABLE
■■ ビュー
6-50 ビューの作成、変更、削除 CREATE VIEW/ALTER VIEW/DROP VIEW
6-51 ビューの定義表示 SHOW CREATE VIEW
■■ トリガ
6-52 トリガの定義、変更、削除 CREATE TRIGGER/ALTER TRIGGER/DROP TRIGGER
6-53 トリガの定義表示 SHOW TRIGGERS
■■ テーブルの最適化
6-54 テーブルの最適化 OPTIMIZE TABLE
■■ テーブルの検査と修復
6-55 テーブルの検査 CHECK TABLE
6-56 テーブルの修復 REPAIR TABLE
■■ トランザクション
6-57 トランザクション BEGIN|START TRANSACTION/COMMIT/ROLLBACK
6-58 セーブポイントの設定とロールバック SAVEPOINT/ROLLBACK TO SAVEPOINT
6-59 トランザクションの分離レベル設定 SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL
■■ ロック
6-60 テーブルのロックと解除 LOCK TABLES/UNLOCK TABLES
■■ テーブルデータのインポートとエクスポート
6-61 テーブルデータのインポート LOAD DATA INFILE
6-62 テーブルデータのエクスポート SELECT INTO OUTFILE/SELECT INTO DUMPFILE
■■ テーブルのバックアップとリストア
6-63 テーブルのバックアップ BACKUP TABLE
6-64 テーブルのリストア RESTORE TABLE
■■ ログの管理
6-65 ログの切り換え FLUSH LOGS
6-66 バイナリログ一覧表示 SHOW BINARY LOGS/SHOW MASTER LOGS
6-67 バイナリログの内容表示 SHOW BINLOG EVENTS
6-68 バイナリログの全削除 RESET MASTER
6-69 バイナリログの削除 PURGE MASTER LOGS
■■ サーバの制御と状態表示
6-70 スレッドの情報表示とKILL SHOW PROCESSLIST/KILL
6-71 システム変数の変更 SET|SET OPTION
6-72 システム変数の表示 SHOW VARIABLES
6-73 データベースサーバの状態表示 SHOW STATUS
6-74 各種情報やログのリセット FLUSH
6-75 権限テーブルの再読込み FLUSH PRIVILEGES
6-76 クエリキャッシュの出フラグメント FLUSH QUERY CACHE
6-77 テーブルのクローズ FLUSH TABLES|FLUSH TABLE/FLUSH TABLES WITH READ LOCK
6-78 ステータス情報のリセット FLUSH STATUS
6-79 問い合わせ実行回数のリセット FLUSH USER_RESOURCES
■■ レプリケーション
6-80 レプリケーションに関するスレッドの状態表示 SHOW PROCESSLIST
6-81 マスターサーバの状態表示 SHOW MASTER STATUS
6-82 接続しているスレーブの一覧表示 SHOW SLAVE HOSTS
6-83 スレーブ機能の起動と停止 START SLAVE (SLAVE START) / STOP SLAVE (SLAVE STOP)
6-84 スレーブの状態表示 SHOW SLAVE STATUS
6-85 スレーブ機能のリセット RESET SLAVE
6-86 マスターサーバの変更 CHANGE MASTER
Chapter 07 データ型、演算子と関数
■■ データ型
7-01 MySQLがサポートするデータ型
7-02 数値データ型
7-03 文字データ型
7-04 ENUM型、SET型
7-05 BLOB(BINARY LARGE OBJECT)型
7-06 日付/時刻データ型
7-07 ビット型
■■ 演算子
7-08 MySQLのサポートする演算子
7-09 論理演算子
7-10 比較演算子
7-11 算術演算子
7-12 日付/時刻演算子
7-13 COLUMNパターンマッチング
■■ 関数
7-14 MySQLがサポートする関数
7-15 算術関数
7-16 集約関数
7-17 文字列関数
7-18 日付/時刻関数
7-19 型変換関数
7-20 その他の関数
Chapter 08 ストアドプロシージャ・ストアドファンクション
■■ 概要
8-01 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションとは
8-02 ストアドプロシージャ・ストアドファンクションの定義と実行、削除
■■ プログラミングの基本
8-03 ローカル変数宣言と値の代入
8-04 SELECT INTO文
■■ 制御構造
8-05 条件分岐と場合分け
8-06 ループ処理
8-07 ハンドラー
■■ カーソル
8-08 カーソル
8-09 カーソル変数の宣言とオープン、クローズ DECLARE CURSOR FOR/OPEN/CLOSE
8-10 FETCH文によるカーソル行の取得 FETCH
8-11 カーソルを使った例
この本は、とても簡潔な(悪い言い方をすると淡々とした)文体で書き進められている。リファレンスなので淡々としているのは当然と言えば当然なのであるが、それでいて説明が明快なのは感心するところである。しかし本書の真の価値は文章ではないと断言する!本書を手にとって少しめくればすぐに気付くであろう。その図表の多さに。
そう、この本の真の価値は図表にある。文章による説明は必要最低限であるのだが、その代わり豊富な図表が補って余りあるぐらい雄弁にMySQLの各種機能を説明してくれるのである。文章をいちいち読むのではなく、図表で素早く内容を理解できるというのは、リファレンス本にとって至上命題の一つであろう。また、図表以外に目をひくのがコマンドやSQL文の実行例の多さである。各種機能の説明には必ずと言って良いほどSQLやコマンドの実行結果が掲載されている。説明を読んだだけではちょっとピンと来ないな・・・と思うような機能であっても、実行例を見れば一目瞭然という寸法である。
本書の内容を改めて見てみると、MySQLには膨大な機能があるんだなということに気付く。もちろん本書ではカバーされていない機能もあるが、それにしても膨大な機能である。(MySQLは高速だが機能が少ないと言う定説を疑いたくなるぐらいである。)その膨大な機能の説明を成し遂げた鈴木氏の努力は、並大抵のものではないと言えよう。
※この点については鈴木氏本人より「誤解を招く表現」との指摘があったので修正させて頂く。この文面からすると鈴木氏は架空の内容を参考にしたように読み取れるがそうではない。鈴木氏は次の2点を見て「この書籍なら参考にするに値する」と判断して下さったそう。MySQLエキスパートトラブルシューティングガイド(仮題)では、本書で取り上げられていない機能、例えばSHOW INNODB STATUSの見方やINFORMATION_SCHEMA、プロファイリング、トレースファイル、DTraceプローブなども解説するので乞うご期待。
オモシロおかしく書いたつもりが、思わぬ茶々になってしまって面目ないです>鈴木氏
- ブログに掲載した原稿のプチ抜粋
- 個人的に見せた書籍の「もくじ」(内容は送っていない)
そんなわけで、本書は網羅的で図表や実行例を駆使してとても分かり易いMySQLのリファレンスであり、初心者から上級者まで幅広い方々におすすめである。
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